2011年の夏、MeltingPotという合同サークルでコミティアに参加していた時に
「かみさま」という合同誌で発表した「天使たちのシーン」という漫画をアップします。
最近昔の漫画をいろいろアップしていましたが、これで手持ちの弾が無くなったので打ち止めです。
ほんとはもっと早くアップしたかったのですが、スキャンとか諸々時間がかかっていました。ていうか今年賀状作っているのでその息抜きなんですけど年賀状作れよっていう話ですよねー
ですよね~
***思うことなんかを長々と。
これを描いた頃は
「もうこの先まじめな漫画を描くことは無いだろう」
と思っている時期でした。
(未来永劫エロコメを描いて生きていこうと思っていました)
(なお現在は、未来永劫ラブコメを描いて生きていきたいと思っています)
これで最後ならと己の趣味と思想を好きなだけ詰め込んで、作画も限界まで頑張ろう!と挑んだものの、作画は時間が足りず、内容も練りこみが足りなかったようで惜しい感じになっていますが、それでもわたしは大変気に入っている漫画です。
もうほんと、ほんとわたし
「やりたいことは分からなくないけど全体的に中途半端」
みたいなの作るの上手いな!逆に!上手いな???
こういう作風で行けばいいのか!逆に!!(うるさい)
内容というかネタバレですが、何が言いたいかというと、かみさまっていうのはげんき銀行みたいなもんじゃないのかな?と。
悲しい時は八つ当たりや恨んだりして、元気な時はそれを顧みたり反省したり感謝したりして、差し引きしつつバランスを取ってみんな生きていくけど、その実かみさまは自分の中にあるものなのだと
かみさまを生み出すのも自分
つまりかみさまは自分
でも自分とは少し切り離されたところにある自分
かみさまは私であり私ではない
そういうものをみんな一生懸命作って、なんとか毎日頑張ってるんじゃないかなと思ったことを描きました。
辛いことがあって、かみさまのせいにしても、いいじゃない。
この話の中のかみさまは、今の自分が少し元気になれて、先の自分が省みて、反省して少し変わって、それでいいって言っています。
明日のあなたが少し、今日より少しでも元気になれるのであれば、それよりいいことは無い!
そういう話です(まんがなのに全部解説しやがった)。
アッあとこれ見どころは「大空に顔」だから!大空に!おおぞらに!かお!!!!!!
すげえ楽しかったです大空に顔
位置関係どうなってんの?とか服がくっそださいな?とかベンチが消えたな?とか突っ込みどころは多々ございますが、その辺りはお手柔らかにお願いしたい次第でございます。
どうでもいいけどこれ20時までにヤマトの集荷センターに持ち込まなくちゃいけなくて、19時半まで原稿やっていて、ギリギリ間に合わない!!!ってなったのをトラックの運転手さんの計らいでなんとか乗せてもらったんですよね
バカですね バカ ええ
このMPというサークルで合同誌を作るのは本当に楽しかったです。
毎回、本当に毎回毎回私だけが極道やらかしていたのでもう自己嫌悪が半端なくなって、こんなに迷惑ばかりかけてしまうならば二度と合同はやるまい、と心に決めたので、誰かと漫画を描くのはこれが最後になります。
とてもいい思い出になりました。
私が死んだら合同誌二冊、棺桶に入れてもらいたいです。
わたしの描くものはしょうもないギャグだったり、分かりにくい抒情派みたいなのだったりしていますが、描きたいものの根っこはいつも同じで、なにかと言うと愛について描きたくて七転八倒しています。
ここ最近pixivに上げたお話は、ちょっとしたら下げるつもりの期間限定なのですが、それまでに少しでも楽しんでいただければ幸いです。